ERIKO
1991年 愛知県生まれ。物心ついた頃から本は身近な存在で、友人宅にある本を友人より先に読破してしまうくらいの本好き。
小学時代は数年LAに滞在。今の自分の感性や感覚、世界観などは、この時代の体験をベースにつくられる。
帰国後は地元の中学、名古屋の高校から都内の大学に進学し、英文学・米文学を学ぶ。卒業後はIT業界に足を踏み入れ、SEの道へ。
仕事では誰かと何かを達成していく楽しさを実感しつつも、OL数年目に差し掛かった頃、人間関係で大きな壁に直面したり、「今のままでいいのかな?」「自分は何をして生きていきたいんだろう?」と漠然とした不安を持ち始める。
仕事や人生に改めて真剣に向き合いたいと感じ、書店に足繁く通って沢山の本と出逢ったことで、本に幾度も背中を押され、あらゆるヒントと勇気と元気をもらうことに。
本からの大量のインプットと、Instagramで読書記録をつけるというアウトプットをくり返すうちに、苦手だった”心を言葉で表す力”がついていく。
「何かうまくいかない」と思っていたことがスムーズに動き始め、ものごとが好転していく。
自分への絶対的な信頼や自信が生まれてきたり、叶えたい夢ができたり、本がもたらしてくれたさまざまな変化に気づく。
また、人としての在り方の本質的な部分や心構えなど、大切なことは全て本から学んだことに気づく。
今でこそ、仕事や人生で得られる恵みや豊かさを日々実感できている自分。
だけどそれは本というものがそれらに気づかせてくれたから。本からインストールされた言葉たちが、いつでも自分の側にいて、味方をしてくれていたから。
幸せと自分の正解は、誰かや何かに定義されるものでなく、誰でもない自分が定義し、見出していくもの。それに気づいた時から、自分の人生は彩りを増していく。
- 自分がどう生きていたいのかの指針をしっかり持ち、心からの自信と誇りを持っている。
- 自分にとってのベストな選択を、都度、自由意志でできる人生を歩んでいる。
- 自分の意志と力で自立して、深い教養と品性、広い視野、自分と他者への思いやりと愛を持っている。
そのような人が日本中に増えたら、とっても素敵なことだと思う。
立ち止まって動きがとれない人に、本をとおして何らかの前向きなきっかけを持ってもらいたい。日々楽しいけれど何かしっくりこない人に、自分を見つめ直す機会を持ってほしい。いつしかそんな想いが強くなっていく。
「あの時出逢ったことばが人生を変えた」「あの時に読んだ本が今も自分を支えている」
ひとりでも多くの人が、心に響く本に出逢えることを願い、読書推進活動中。